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私が、1989年にアメリカから帰国した当時、日本では歯列矯正とは一部の人のための高額な医療でした。アメリカの小学校ではクラスの半数以上が矯正器具をつけており、大学に進学する生徒の90%以上は矯正治療経験者です。この意味するところは一つ。アメリカでは、矯正治療とは教育の一環、子供を育てる上で必要不可欠なこととみなされているのです。
歯並びが子供の成長に及ぼす影響はみなさまが考えている以上のものです。例え成人していても、同じこと。悪い歯並びは治せるのです。歯並びが悪いよりは良い方が良いに決まっています。それなのに、どうして日本では治そうとする人が少ないのでしょうか。
私がショックを受けたのは、日本の矯正治療の不親切さ、でした。
歯並びについて相談しようとするだけで、歯科医では相談料をとります。レントゲンを撮らなければ矯正治療が必要かどうかわからないケースであれば、数万のレントゲン代もとります。矯正治療を始めようと決意すれば、今度は不明瞭な治療費に、患者側は戸惑うことになります。治療費の見積もりなんて出さない歯科医がほとんどだったのです。いくら払うことになるのかわからない治療を受ける。こんな不安なことはありません。しかも、矯正治療は1年から数年かかる長期の治療です。通院ごとに費用がかかり、治療が長引けば長引くほど治療費がかさむなんて、なんだかおかしいのではないか・・・。
こんなことが当たり前にまかり通っていては、矯正治療が日本に浸透するわけがない。しかし、長年の体質とも言える慣習を変えるのは並大抵のことではないだろう・・・。
OCAJapanを設立するにあたっては、大きな不安がありました。矯正治療をもっと受けやすい治療にしたい。矯正治療が必要な人に本当に良い治療を、適切な費用で受けてもらえるようにしたい。
その願いをかなえるために、私たちは努力してきました。設立から10年。今では私たちの趣旨に賛同してくれるクリニックが全国に約80クリニックもあります。当初は大変な反発も受けました。それでもやはり、「患者さんのためになる治療をしたい。患者の不安をできるだけ取り除きたい」という志をもったクリニックはあったのです。
私たちは賛同してくれるクリニックの一つひとつを訪れ、直接、院長と話をし、技術面はもちろん、ドクターの人柄まで確認し、自信を持ってご紹介できる、と信じられるクリニックのみと提携してきました。
そうした地道な積み重ねで今のOCAJapanがあります。
私たちのスタッフの多くは矯正治療経験者です。矯正治療に対する不安な気持ちや迷い、どんな小さなご相談でも結構です。私たちにご相談ください。
みなさまの輝かしい笑顔のお手伝いができればこれに勝る喜びはありません。 |